2017年8月14日月曜日

ドローンの旅 〜 舞子ドローンフィールドと越後湯沢の宿

スキー場の(長くて厳しい)オフシーズンの新たな集客策として、一部のスキー場がゲレンデでドローンを飛ばせるサーヴィスを提供し始めています。
航空法が飛行を制限している人口集中地区に住むユーザーは、常にドローンの練習場所に頭を悩ませている翼の折れたエンジェル(Wikipedia)ですし、スキーヤーにとって雪のないゲレンデはプロペラのないドローンのようなもの。
比喩がややこしくなってしまいましたが、つまり冬季以外のスキー場とドローンユーザーはとても相性が良いのではないかと思うのです。


『舞子ドローンフィールド』へ


そこで今回はGoPro KARMAとDJI SPARKのテストフライトも兼ねて、新潟は魚沼市にある『舞子高原ホテル(公式サイト)』に併設されている『舞子ドローンフィールド(公式サイト)』に行って来ました。

このゲレンデを選んだポイントは
・アクセスが良い(高速道路を降りてから現地まで5分程度)
・料金が安い(1日借りて3,000円)
・フィールドを他人と共用しない(ひとりじめ)
・越後湯沢で美味しいものを食べたい。そのための宿が安く予約できた。
といったあたり。

訪れたのはお盆前の月曜日でしたが、4日前の段階ではField1,2とも空いていたので、すかさずField-1を予約。間髪を入れずに越後湯沢の温泉宿も予約しました。

VIEWNからの道のり。距離はあるけど、高速道路に近いおかげで所要時間は思ったより短いです。


月曜日ということもあってか渋滞に遭遇することもなく、Googleマップの予測とほぼ同じ時間で到着。まずはフロントで手続きを行います。


ホテルの入口からドローンフィールドを臨む。大きな三角屋根の建物の向こう側にドローンフィールドがあり、そのすぐ脇までクルマで移動が可能。

いよいよフィールドへ



こちらがField-1。緩やかな傾斜があります。横幅が30〜50mしかなく、SPARKのクイックショットで「サークル」を選択すると両脇の樹木に衝突しそうなので断念。パイロットには「飛ばさない」という判断も大切なのです。


<Field-1のGoogleMapsの測距結果を追記しました (2017/9/17)>
左上の「0」が離陸地点です。奥行きは300mぐらい、横幅は離陸地点が30mで最大50m程度です。


写真の左側がField-2。1も2もディスクゴルフと共用しており、ディスクゴルフのプレイヤーが来たらフライトを一時休止せねばなりません。ちなみに当日はそのような事態は起こらず。


Inspire1による空撮画像です。手前がField-1で小屋のすぐ向こう側にField-2が見えます。


Field-1の麓にある小屋。ここにトイレがあり、充電ができます。


充電コーナー。


当日は大型の台風が近づいていたのですが、最高気温は37度の猛暑。なのでホテルから許可をもらってタープを張り、強い日差しから避難しました。午後から徐々に山から吹き降ろす風が強くなり、16時の撤収間際には小雨が降り始め、翌日には大雨洪水警報が発令。こんな状況でもドローンを飛ばせたのは、運が良かったと言えますね。


歩いて5分ほどのホテルのレストランで昼食を取ることもできますが、時間節約のため高速道路のSAで買ってきたお弁当を大急ぎでかき込む!


持参したInspire1, GoPro KARMA, Phantom4 Pro, Mavic Pro, SPARKをできるだけ同じルートで飛行しながら撮影。そのダイジェスト版(と言っても離陸シーンだけ)がこちらですが、実際の撮影データが比較できる動画は店内で公開しています。

灼熱の下で大汗を書きながら5時間近くほぼ座ることもなく(トイレに行くこともなく)5種類のドローンを飛ばしっぱなし。KARMAとSPARKの屋外での初フライトのため各種設定を試していたこともあり、あっという間に時間が経ってしまいました。さらに一眼レフ2台で撮影もしていたので、いつもの通り片付けに一人でてんてこ舞い。
このフィールドの終了時間は16時ですが、その1分前に「ふぅ」と一息つきながらなんとかチェックアウトを済ませて、源泉かけ流しの温泉と魚沼のご飯(そして日本酒!)が待つ宿へ。

『HATAGO井仙』へ



ドローンフィールドからクルマで15分ほど移動。今夜の宿は『HATAGO井仙(公式サイト)』。旅の情報サイトでも評価の高い宿です。
写真右奥に見えるのは越後湯沢駅。つまり駅から徒歩1分以内にあります。
平日の月曜日ということもあってか、客室に源泉かけ流しの露天風呂がついた和室が、比較的リーズナブルに予約できました。


「今日のフライトは風が強かったのでさぞお疲れでしょう?自慢のお湯でゆっくりと羽根を伸ばしてくださいね。お背中流しますよ」とPhantomに語りかけたりはしませんでしたが、こちらが部屋の露天風呂です。
ドローンフィールドで汗だらけになった(人間の)カラダを、源泉かけ流しの湯でざーっと流します。

魚沼の滋味をいただく


さていよいよお楽しみの晩ごはん。
魚沼の滋味あふれる食材をふんだんに使った料理と地酒はどれも美味しかったのですが、ちょっと珍しかったものをいくつかご紹介します。

写真の左上がマタタビ。左下はコンニャクではなく「えご」。真ん中の手前にあるのはタクアンではなく、シャクシャクとした食感が不思議な糸瓜。どれも初めて食べましたよ。生きているうちに日本中の食材を食べてみたい。
右下は鮎だったか川魚を和えたもの。とにかく・・・何もかもが魚沼のクリアで少し甘みのある日本酒にぴったりとあうんです。

話はそれますが、越後湯沢駅にも新潟の酒蔵の酒が全部揃う『ぽんしゅ館』の利き酒コーナー(公式サイト)がありますよ。


「夏野菜と越の鶏焼きびたし」。それぞれの器も目に美味しい。


これが新潟の郷土料理『きりあえ』。Wikipediaによると「幕府に搾取されていた江戸時代以前、農家が法要などの行事で白米を食べるときに、白米を隠すように上からかけて食していたことに由来し、現在でも行事の際に振舞われる習慣が残っている」そうです。


混ぜて混ぜて・・・


出来上がった『きりあえ』を・・・


大きな釜で炊いた『魚沼産コシヒカリ 塩沢地区限定一等米』に豪快にのせて!食べまくる!!
そしてまた日本酒をおかわり。


ピンボケですみません。味噌汁に薄く切られたクジラを入れた『くじら汁』です。新潟でクジラとは意外でしたが、これも郷土料理だそうで。

食べて飲んでぐっすりと寝る。
なんせ今朝は旅に胸が踊ったのか3時半に目が覚めてしまっていたので。。

一夜明けて


一夜明けてひとっ風呂浴びてから朝ごはん。昨夜あれだけ食べて飲んだのに、不思議な事にお腹がペコペコでご飯を3杯もおかわり。
写真はスキー伝来100周年を記念して考案された『スキー汁』と名付けられた豚汁。野菜を細切りにして、スキー板に見立てているそうです。

たっぷりと腹を満たしたところで、朝から目の前にある『ぽんしゅ館』の利き酒コーナーに行きたいところですが・・・このあたりで新潟を後にします。
朝の9時に宿を出て、午前中には都内に到着していつも通り仕事を開始しました。

広いゲレンデでたっぷりとドローンを飛ばしまくり、美味しいご飯と日本酒と温泉を浴びまくる。旅が好きなドローンユーザーにとっては、満足できる旅程ではないでしょうか。
今回のドローンフィールドは、新幹線の越後湯沢駅からもさほど遠くないので、電車+レンタカー(またはタクシー)という手段も選択肢に入れて良いかもしれません。

というわけで今回のレポートはココまで。
これからも「ドローンを愉しむ」スタイルをご提案できるよう、精力的にリサーチしています。

※今回ドローンで撮影したデータと、あくまで主観による「良かったところ」と「そうでなかったところ」は店内で。


0 件のコメント:

コメントを投稿